前方頭位と首の痛み
今朝は清掃日でもあり院の窓など一斉清掃日、師走に入り断捨離も進めかなり院全体が綺麗になった
元々この建物は私の生家でもあるから両親が残した生活用品他満載、食器とかほぼ要らない物が沢山あり古物商へ持ち込んで次の方に活かして頂こうと考える、物は大切に使われ初めて活きて来る
使われて活きるのは実はヒトの身体も同じ事が言える、関節など良い例で背骨でも24椎骨あるが曲げる・伸ばす・捻じるなどの動作では各関節の特性はあるものの、上から順に万遍なく動かなくてはならない
下図は前方頭位の来院者さまである、赤四角部分下から上部胸椎ー下部頚椎前屈の場合頭部屈曲、しかし目線を床面から正面に向ける故に上部頚椎過伸展している
こうなると空を見上げる事がし難く回旋運動にも痛みを生じてしまう、ちなみに専門医にて頚椎の隙間(椎間板)が少ないと言われた歴、牽引などの処置を行った時だけ好転し翌日には元へ戻る繰り返しとの事
当院でも同じ症状が起きて恒久対策として頸部前面のトレーニングを伝えた、顎を前方に出さない様に引き上げる筋肉強化である、これぞ活かされるべき組織がまさに使えてないお悩みだと言える
道具もヒトの身体もそう、活かされるべき部分は使うべきだ
使わないから変調し、いずれは朽ちて枯れ果ててしまう・・・これをヒトで言う老化なのだろう
最近のコメント