五十肩の評価と施術指針
昨日購入したホイールが航空便にて到着、はじめ安いと感じたが結局関税や送料で12,000円値引きが7,300円、国内で購入した方が案外良かったかもしれない
これは勉強代として次へ活かせば良い、と言う訳で今朝はグラベルバイクはホイール交換中でディスクローター待ち、それが到着して初めて自転車に取りつけられそうである
そうなればミニベロに乗ろう、注油もしたしチエーンも軽くなったので何だか気分もフレッシュになる
ヒトの身体もこの様に簡単交換やリフレッシュ出来れば良いが、そう簡単にはいかないものだから大切にしたい
|五十肩の評価と施術指針
その中でも炎症と痛みがある場合、初動にて予後経過が大きく変わる、その理由と経過を来院者さまも知られるとより好転への道も近付くと考え記事にした
まず施術して行く上で、お悩みがどの部分に当たるのか大まかに3期に振り替えて考える
炎症期(急性期)
1)血流増加・・受傷損傷してすぐの時、毛細血管は拡張し局所の血流が増加自然治癒しようとする、拡張した血管からは血液成分の滲出から組織に浮腫が起こる
2)炎症性滑膜の造成・・どうしても動かしてしまうのでそれを動かない様に保護、関節包の厚みを作り動かない様に関節を守る役割をする
3)神経終末系の侵入・・痛みを起こす
2・3に依り動かす事を制限、1にて自然治癒を促す事で慢性期-回復期へ向かう
この段階ではアイシングなど安静痛をなるべく止める、入浴制限と肩甲骨周辺の組織活性化エクササイズ、無理に肩関節へストレスを加えると悪化する恐れもある
結果的に痛みの5徴候を起こす(発赤、熱感、腫脹、疼痛、機能障害)事で患部を安静固定させ守る意味もある
慢性期ー回復期
毛細血管 炎症性の滑膜 神経終末など各々の役割を果たし退化する
この時期になると関節の動きの邪魔を肥厚した滑膜(関節包)がしてしまう、次第に肩甲上腕関節へのストレスを加え動く様に他動運動&自動運動を取り入れ依り回復期へ近付ける
回復期
積極的に関節可動域も拡がる様に動かす、来院者さまもこの頃になると痛みより気持ち良さを感じる様になられる
こうして見ると炎症は炎症で意味があり、行うべき事とそうでない事がはっきりと浮き彫りになる
|気が付く
世の中の物ヒトの行動や付随する全てに意味がある、身体で言えば前述した熱感や痛みまたは動きが悪いなど
案外日頃から見逃す事が多いのではなかろうか?いざその時が来て慌ててしまうのが常、そして3つの期を経過して好転まで辿り着くにあたりかなりの時間もかかり瘢痕も残る
その事を気にする為には毎日ラジオ体操で腕の挙がりがいつもと違う、また左右差があるなどこれくらいはご自身でも分かる筈
そして昨日も書いたがお子様も大人同様疲れる、時折背中越しに歩き方など観察して見てはどうだろうか?肩を左右に振ったり肩甲骨が全く動かないなど案外気が付く
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