重心と支持基底面から見る姿勢
今朝は仕事の都合上行けないサイクリングからの背中を丸めてパソコン作業だ、丸めた背中にハッとしながら先日「姿勢」の事について考えた
この前は運動し姿勢保持する筋組織を活性化する、この事が姿勢に好影響を与えると書いた、「気持ちが弛んでいる」など精神論はひと昔前の話、今日はもう少し視点を変え支持基底面(BOS)と重心位置からの観点で姿勢を書く
|支持基底面とは
先ず支持基底面も様々な姿勢にて変化する、具体的に分かりやすくすると片脚で立つと不安定、しかし寝転がるとフラフラせず安定している
「寝ているから当り前」そう言いきると話は終わる、何故安定しているのか考える・・と、そこで支持基底面が出て来る、上図の様に片脚で立っている時の陰の様なもの、また仰向けで寝ている時のそれの面積は事なる、簡単に書くとこう言う意味
つまりその面積の範囲に重心があると安定となり影が拡がる程に有利、と言う事は寝ている方が安定姿勢と言える、もちろん支持基底面を決めているのは重心で陰の中心へ行くほど安定が高まる
|前から見たヒトの重心
ヒトの立位重心(前額面から見た)
1)上半身重心(剣状突起よりやや上)第7-9胸椎
2)体重心(第2仙骨)
3)下半身重心(大腿骨1/2やや上方)
姿勢が良くないと言われる場合、この重心位置が上手く使えず前後左右に身体を傾けたり、異常な支持基底面を作り出しうる、そのつじつま合わせ(代償行為)例えば右下半身重心が更に右へ傾くと上半身重心は左へいなし立つと言う具合
こうなると何が問題なのか?ご自身でわざと捻じらせ動いて頂くと分かる、静止時歩行時等常にリスクを伴う不安にかられると思う、明日続編を書く事にする
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