重心変化と痛み
上図は重心に依る姿勢について本来掛るべきラインを赤直線で示す、この位置を保持する事と適度の脊柱S字カーブにて、痛み無く日常生活が送られる
何かしらの影響を受けて変化を及ぼす傾向を下記に示した、結果的に重心位置の変化から様々な痛みを及ぼす、重力の中に生きる2本足で生活するヒトは無視できない
赤い正規の重心線に対して青く後方へ移動した重心線、その影響を書いたのが上図である
浮き趾 反張膝 骨盤後傾 上肢の後傾、足底からふくらはぎの過緊張での痙攣や仙腸関節の機能低下などの腰痛ほか慢性的首や肩のこりほか多岐に渡る
また似たような重心の変化にて胸椎を丸める亀背、そのバランスを取る為に腰椎は過剰な前彎を起こし立つ為のバランス取りをしてしまう、亀背での肩こりや反り腰での寝起き時に腰痛など起こりやすい
いずれにしても体幹前面に位置する筋組織が過活動、特に大腿四頭筋など過緊張を継続させ慢性腰痛や肩こりを継続させてしまう、寝ていれば楽と言うのは姿勢異常からの要因が大
|セラピストが伝えるケア方法
左:術前 右:術後 腰痛での姿勢変化(側方傾き)
姿勢を修正するのも一辺倒でなく細かく細分化してトレーニングする方が効率的、ましてやセラピストの手技だけでは追いつかない、ご自身の継続的なセルフケアと両立する事で継続して好転が可能になる
例えば後方重心の原因が足関節の背屈制限(足関節戦略)かもしれない、またメカノレセプター低下での感覚低下に依るものかもしれない、何をどのようにすれば良いのか?ここもセラピストとしての仕事でもあると考える
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