臀部痛と股関節の位置異常
おはぎと私、今朝も何とか雨を交わして散歩成功である
おはぎはもちろん排泄や運動不足解消、私はメンタルトレーニング&左でん部痛のリハビリと二度と起きない様に組織強化、目的は異なれど目標を持って行う事は大切で動いただけ結果は出る
結果と言えば「費用対効果」と言う言葉があるがまさに来院者さまへ満足して頂ける技術を提供したい、勿論できる事出来ない事はある・・故にそこも含め理解して頂ける様に説明、これも技術力と言うもの
その結果「相互利益」昔風に言えば持ちつ持たれつが成り立つ、こんなお互いが助け合い世の中のサイクルは成り立っていると信じて止まない
しかしながら最近は真逆の考えな流れも感じる、こんな仕事をしていると沢山営業電話やメール便が届く、「今ちょっといいですか?」お断りしても関係ない風、決して受話器を離させない
先日も技術講習会のメール便「簡単に施術技術取得」「成功率99.5%」など、もし99%近くの好転率が本当なら簡単に出来ないし先ずこんな高確率もあり得ない、受講者がなけなしの対価を払い得るものが有る様に見えない
日夜どれだけのセラピストが眠い目をこすり問題へぶち当たりながら終業後勉強をされていらっしゃるか、そう考えると腹立たしささえ感じてしまうのは私だけではないと思う
他のメディアでもビデオが流され「この先生の人柄を見てください」的なキャッチコピー、人柄や手技以上に原因を探す評価手段や方法に時間をかけた方が重要、これからは来院者さまもある程度ご自身への知識が必要になるかもしれない、その中で気付きを今日は書こうと決めた
|トレンデレンブルク兆候
ところでこの言葉を聞くとご存じのお方は「変形性股関節症」「中殿筋 小殿筋弱化」との関連性を思い浮かべられるかの知れない、片足立ちした方の反対のお尻が下がってしまう症状、しかし本当は意外と変形性の様な重度な問題以外も関係しているのは運動連鎖があるからだ
※中殿筋
左片足立ちでソックスが履けずふらつく私自身も類稀ない、股関節を支える筋肉が弱くなっているのをしみじみ感じたから尚更書こうと決めた
股関節の安定性が少ない方で片足立ちする、その時股関節は曲げて(屈曲) 内転 内旋動作を起こし大転子は前方回旋と下制を起こす(上図)
注意したいのはこの時大腿骨大転子に付着する筋肉が引き伸ばされる、梨状筋や中殿筋をはじめ股関節外旋筋があり臀部痛由来の腰痛も可能性が濃くなるのだから筋力低下も放置できない(下図)
以前ラニングスキルを強化しようと慣れない競歩を取り入れた、その際股関節を故意的に屈曲 内転 内旋させた覚えがある、お尻プリプリで歩く格好を想像して頂ければ解りやすい
よって前述由来の臀部痛に悩まされた、しかしながら腰痛にまで発展しなかったのは日頃から腹筋群を鍛えたりストレッチで体幹と下肢の連携、自転車も含め出来ていたのだからと感謝である
|片足立ちの不安定さ
毎朝の投稿を見ればわかるが自転車もランも好きな私、いずれのスポーツも・・いや日常歩行でも片足立ちは必ず行う、そんな時不安定だったら出力UPも望めない
更には思わぬところへ痛みも出るだろう、解決策は姿勢・歩行を変える脳への促通動作であり目の前の症状部位をもんだりしても何も変わらない事は語るに落ちない
私の様にむやみに物量で強化を行おうとせず基本に立ち返る
そのスポーツの前にヒトとしての機能が完全なのか?前後左右の関節動きは出来るのか?先ずはここからがスタートだ!
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