肩こりと筋収縮
梅雨の合間な朝、雨も小康状態になりおはぎの散歩も幾分楽だ
今朝はお腹周りが底まで跳ね上げで汚れない、出先でブラッシング掛けて毛並み整える
雨が止んで嬉しいのはご主人様も同じ、どちらかと言えばおはぎ以上に喜んでいるのかもしれない
そそくさと支度を終えMERIDA TFS900 MTBでいつものヒルクライムコースへ出かける
雨が上がった翌日の空気は水滴で洗われ気持ち良い、森林浴と併せ身体の芯から元気になれる確信
こうして毎朝スタートを切るから沢山お悩み来院者様、向かい合うことが出来きエネルギーの置換も出来るのだろうか・・・
|肩こりと等尺性収縮・遠心性収縮
慢性肩こりと言えばあのいつも鎧を着ている様な鈍いダルミ、またつい肩へ手が無意識に行ってしまうくらいの底痛みなど、辛い症状と言うのは周知の事、そこへ「等尺性収縮」と言うキーワードがある
簡単に説明すると、例えば重い鞄を持ち上げたとしよう・・その時に腕は重力とカバン重量引き伸ばされるが負けまいと収縮、結果的にカバンを地面へ付ける事なく持ち上げ姿勢を保持できる、腕相撲で言えばあいこの状態
更に相手が強すぎて抵抗(筋収縮)しても筋長が引き伸ばされて負けそうになる、これを遠心性収縮と言う
|前鋸筋と菱形筋
赤矢印が前鋸筋の作用方向に対して青矢印が菱形筋の作用方向、前鋸筋ほか巻きこみ肩に作用する筋群が赤矢印へ委縮
すると菱形筋は肩甲骨の位置を維持しようと常に張り巻きこみ肩から回避(等尺性収縮)、しかしやがて巻きこみ肩へ作用する筋群の方が勝り負けて菱形筋が引き伸ばされ(遠心性収縮)緊張し姿勢変化と背中の痛みを感じる、背部痛の一例なのでこれだけでは無くもちろん他の要因も関わるので付け加える
そうなると背部の菱形筋を刺激しても感覚的に楽に感じるかも知れない、しかし10分もしくは一晩寝て起きたら元へ戻ると言う根治からかけ離れ「肩こり治らない」となる
昨日来院者さまも今まで背部に強い刺激をインプットされ続けた過去、「強く背中をぐりぐりしてください」ご要望があったがお断りした、理由は前述からの要因が色濃い、ちゃんとやらない理由を説明し痛みの部位を他方法で解決確認、そこで思考を変えて頂ける事に至った
|グレーの空からカラフルへ
今朝も段原公園に来た時写真を撮った、グレーの梅雨空へ映えるのはカラフルな遊具が彩る
肩こりを30年以上持ち越して彷徨い色んな所へ行かれたお気持ちは恐らくダークグレー、少しでも出会う事で彩を加えて差し上げたい
継続して快適な生活を送って頂く為に、毎日笑顔になる為には…その肩こり辛さを解消する覚悟を決めるしかない
それはご自身が本気で考え自身でもケアを怠らない決意、瞳の中に小さいけれど確実に炎が灯った、その時ストレッチポールでセルフケア法もアドバイスさせて頂く、こうなると必ず好転する!
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