骨格の捻じれ骨か筋肉か?
昨日のご年配来院者さま、お悩みは4年間放置された右五十肩、そして右膝OA(変形性)
症例報告で無いのに何故こんな書き出しなのか?実はタイトルの通り体幹の捻じれである
体幹の捻じれには大まかに「骨性」と「筋性」がある、幸いにもこの来院者さまは後者の可能性が高かった
大腰筋の弱化および膝OA代償性・中臀筋弱化でO脚、その事で膝も股関節も軽い屈曲位にて骨盤後傾位を保つ、やがて筋性の上図の様に前かがみになる
術後の画像である、ある程度の体幹捻じれは好転した
今回の原因は前記膝OA代償姿勢、および右五十肩にて小胸筋の緊張ほか上腕内方内旋位で肩が前に出る、うつ伏せになると盛り上がった様に見え自然姿勢になれない
先程も書いたが症例では無い概論なので詳細は後日、今回の筋性に対してもうひとつの原因「骨性」の捻じれは厄介である
胸郭自体の変形や脊柱椎体間に挟まれた軟骨(※1青色)が異形につぶれ、前後左右に捻じれるとやがて仰向けに寝ると顎が反りかえり天井を向く※1半転色は腰椎であるが胸椎や頚椎も同様
時として来院者さまが姿勢の事を話してくださる、特に最近は若年層もそうした相談が多い
やはり携帯やゲームなどの影響なのか、ひと昔は画面を見て姿勢が悪くなり肩凝り頭痛、それはパソコン業務な大人の傾向だった
まずは仰向けに柱に背部を付け「頭 肩 お尻 踵」を付ける、その時顎を突き出すことなく出来るのか?
またその部位が壁や柱に付ける事が出来るのか?筋性の内にトレーニングやストレッチで柔軟性を取り戻したい、何故なら骨性になる前に今ならまだ間に合う
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